【漫画】化物語7巻 恋と呪いは同じもの結界に穴をあける
11月も終わりに近づき
2019年も残すところ後一ヶ月となりました。
今月は、今まで暖かったのが嘘みたいに寒い日が多かったですね。
もう真冬並みです((((;゚Д゚))))
驚異的なジグザグ天気で
身体を壊しそうですよ(´・ω・`)
自律神経が馬鹿にならないか心配…
異常気象が年々酷くなっている気がします。
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少し遅くなってしまいましたが
今月は漫画版化物語7巻の感想をお届けします。
忍野さんのお使いで
とある神社へと御札を貼りに来た
阿良々木君と神原さんでしたが
そこで、木に大量に釘打ちされた呪いの札と
ぶつ切りにされた蛇の多数の死骸を発見します。
色々と考えた阿良々木君は
蛇をぶつ切りにした犯人は、妹達の友人であった千石撫子であると思い至ります。
彼女は呪いをかけられてしまい
それを解くために、蛇を使って神社で儀式を行っていたそうなのです。
蛇切縄と呼ばれるこの怪異は
撫子の身体に痣となって表れ、蛇の痣が首にまで達すると危険だといいます
阿良々木君は撫子を助けるために、呪いを解こうとしますが
そこで、蛇の怪異が一匹ではなかった事に初めて気付きます。
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なでこスネイクもいよいよ中盤に突入です
蛇切縄という蛇の怪異も登場し
阿良々木君と神原さんとの
お馬鹿会話にも磨きがかかってw
色々と盛り上がってきましたね(*´∀`*)
今回は原作になかった
追加のお話が結構沢山あったように感じました。
特に蛇切縄について
撫子が何故この怪異にとり憑かれてしまったのか
がとても分かりやすく説明されていました。
私の記憶違いでなければ
原作小説ではこの辺の説明はあまり詳しくされていなかったと思います。
・撫子が人気がある男子からの告白を断る
・撫子の友達が実はその男の子の事が好きで
振った事が許せず、呪いをかける
・そのことを知った撫子は呪いを解こうと
本屋で情報を仕入れ実行
・しかし儀式を行った神社が蛇を祀る所だったため
蛇を使った解呪が逆向きに発動してしまう
・そのせいで蛇切縄という怪異を
自分の中に入れてしまい危険な状態に
簡単にざっとまとめるとこんな感じです。
撫子は完全な被害者として描かれていました
漫画版の忍野さんは、原作とは少し違って加害者側にはとても厳しい態度をとります
しかし今回の件ではあくまでも、怪異が起こりやすい場の被害を受けてしまっただけだと
わざわざ呪いを解くアイテムまでタダであげてしまいました。
因みに、怪異が起こりやすい場の原因となってしまったのは
忍ちゃん(キスショット)とその眷属である阿良々木君がいるからだそうです
吸血鬼って凄い存在だから、色々なものを引き寄せてしまうんでしょうね
お札貼りの依頼もこれを緩和するためだったそうです。
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毎度お馴染み忍野さんの雑学コーナー
今回は結界についてでした。
結界とは元々は仏教の言葉で
聖域と俗世を隔てる境界線の事なのだそうです。
そういえば、自分のテリトリーの事を「縄張り」って言いますよね
縄を張るとは神社などでよく行われる神聖な場所を
しめ縄で囲む事と同じだと感じました。
つまり自分のテリトリーって結界の事だったのです。
この自分の領域の事を
忍野さんは「無責任の壁」なんて面白い表現を使っていました
個人という結界の外側で起きた事には
一切責任を負えないからこの表現なんだそうです。
この個人の結界はとても強固で
普通なら傷ひとつつける事さえ難しいらしいのですが
例外があり、自分で緩めた場合は結界が破られてしまうのだとか。
他の方法では、恋をした場合でも結界に穴をあけられてしまうみたいです
「恋と呪いは同じもの」だと説明されていました。
そこで阿良々木君は自分の結界を破ったのは
ひたぎさんの告白だったと気付きます
昔は「友達つくると人間強度が落ちる」とか突っ張ていたのが
嘘みたいに、今はお友達が結構いますからね~( ̄ー ̄)
この事から
撫子を呪ったのは、撫子自身であったと答えを導き出し
神原さんもびっくりな勘の良さを発揮します。
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もうひとつ、雑学といえば…
今回は羽川さんの雑学コーナーがあまりなくて残念でした(;´Д`)
その代わり?
阿良々木くんとのいちゃいちゃが見れたので良いのですが
つばさキャットへの伏線が、さりげなく張られているのもポイントです。
それにしても本屋の店員さんの咳払いが耳に痛いぜw
神原さんとのギャグシーンは
もうブルマーにつきます(爆)
撫子のヌードじゃなくて、ブルマーに反応するのよww
今となっては絶滅危惧種というか、もう絶滅してしまっているかもしれない
スーパーレアな代物なので驚く気持ちも分からなくはないけどw
お祓いする時にはスクール水着だったりと
今回はコスプレ率高めでした。マニアックな方に…
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化物語ももう7巻目ですね
残すエピソードは、つばさキャットだけなので
もう少しで終わりかと思うと寂しいです。
次の巻は来年の2月発売予定になっていたので
少しおあずけですね(((´ω` *)(* ´ω`)))